【ソダシ】と【レイパパレ】と【デアリングタクト】～夢の3頭そろい踏み～

「ソダシ」と「レイパパレ」それから「デアリングタクト」。

今日は好きな3頭がはじめて顔を合わせる非常に楽しみな2022年ヴィクトリアマイルの日。

レース前の考察

「ソダシ」は、前走復活の兆しを見せたので期待しています。距離延長だったり、ダートだったりとチャレンジを繰り返してきましたが、今回は勝った実績のある芝1600mのレースということで3頭の中で陣営がここでの勝利を一番願っているのは、この馬だろうと考えています。

「レイパパレ」は、圧倒的な強さがあるとは思いませんが、大きく負ける要素も見当たらないという感じです。ピッチ走法なので府中の長い坂も問題なさそうです。馬場が悪くなるといいと思うのですが、どうなんでしょうか。

「デアリングタクト」は繋靭帯炎で約1年レースを離れていましたが、唯一の現役三冠馬。無事に走ってほしいという想いが強いですが、実績十分で繁殖に入っても良かったはずなのにレースに戻ってくるということは、やれると信じています。宝塚記念やジャパンカップへの出走も視野に入れているみたいなので、このヴィクトリアマイルはその前の試金石という見方が強いですが、切れ味鋭い末脚が戻っていれば格の違う馬だから復活に期待です。

上記のどの馬にも勝ってほしいんだけど、その他にも「ソングライン」、「ファインルージュ」、「アンドヴァラナウト」など有力な伏兵がいて、これは意外と混戦模様ですね。

レース後の感想

結果はなんとソダシちゃんの圧勝。

今回のメンバーでは正直勝つのはきびしいと思っていたのですが、なんとなんと圧勝しちゃいました。

最近、学業が忙しいこともあり、やや競馬に興味を失っていた娘もこの日ばかりはやや興奮気味でした。

事前に今回のソダシは厳しいんじゃないかなぁって言っていたこともあって、挑戦的な態度で、

でも久しぶりに娘と競馬の話ができてうれしかった。これもソダシちゃんのおかげです。

今、新規の競馬ファンを増やしているのは、間違いなくこの「ソダシ」という馬でしょう。あまり競馬に興味がなかった娘や妻までも吸引する魅力を持っていることに驚きます。ただ、学業が忙しいので仕方ないんだけど、今見ておかないと「ソダシ」が現役なのも、あっという間に終わるんだぜ。

プロ野球の大谷翔平選手がメジャーリーグで二刀流で活躍することがまるでアニメの主人公とようだと言われますが、白毛馬の「ソダシ」が府中でG1レースを勝利することも自分にとっては空想かアニメの世界から飛び出してきたような話です。

一度どこかで実際の競馬場で実物の「ソダシ」を観に連れていきたいと思うんですけどねぇ。たぶん難しいけど。もし競馬場で実際の「ソダシ」を観ることができたら、たぶん娘はその魅力と迫力で、のたうち回ることだろうと思います。

ソダシの記事シリーズ（当サイトのソダシ記事を集めました）

2022年ヴィクトリアマイルの結果

着 順	枠	馬 番	馬名	性齢	斤量	騎手	タイム	着差	人 気	単勝 オッズ	後3F	馬体重 (増減)
1	3	5	ソダシ	牝4	55.0	吉田隼	1:32.2		4	5.7	33.4	476(0)
2	6	11	ファインルージュ	牝4	55.0	ルメール	1:32.5	2	2	5.4	33.4	500(-10)
3	4	7	レシステンシア	牝5	55.0	横山武	1:32.5	クビ	6	12.8	34.1	510(-6)
4	5	10	ローザノワール	牝6	55.0	田中勝	1:32.5	ハナ	18	194.8	34.5	468(-6)
5	1	2	ソングライン	牝4	55.0	池添	1:32.5	ハナ	3	5.4	33.2	486
6	1	1	デアリングタクト	牝5	55.0	松山	1:32.7	1.1/4	5	8.4	33.6	486(+22)
7	5	9	アブレイズ	牝5	55.0	菅原明	1:32.8	クビ	17	154.1	32.9	490(-4)
8	7	14	アカイイト	牝5	55.0	幸	1:32.8	アタマ	12	41.8	33.1	512(-2)
9	8	17	シャドウディーヴァ	牝6	55.0	坂井	1:32.8	クビ	16	89.9	32.9	482(+2)
10	6	12	ミスニューヨーク	牝5	55.0	Ｍデムーロ	1:32.9	アタマ	14	65.1	33.4	468(+6)
11	3	6	ディヴィーナ	牝4	55.0	武豊	1:32.9	アタマ	13	53.8	33.6	420(0)
12	7	13	レイパパレ	牝5	55.0	川田	1:32.9	ハナ	1	4.1	34.3	440(+6)
13	8	18	テルツェット	牝5	55.0	レーン	1:33.0	1/2	8	31.7	32.9	432(0)
14	7	15	アンドヴァラナウト	牝4	55.0	福永	1:33.1	1/2	7	16.4	33.8	434(-10)
15	8	16	デゼル	牝5	55.0	藤岡康	1:33.2	1/2	9	34.3	33.6	482(-2)
16	4	8	クリノプレミアム	牝5	55.0	松岡	1:33.2	クビ	15	72.8	34.3	486(0)
17	2	4	マジックキャッスル	牝5	55.0	戸崎圭	1:33.5	2	11	38.6	33.9	442(0)
18	2	3	メイショウミモザ	牝5	55.0	鮫島駿	1:33.7	1	10	34.5	33.9	458(+2)

「ソダシ」が勝ったのはうれしいんですが、「デアリングタクト」の直線の伸びが無かったのと、「レイパパレ」が前残りのレース展開だったにもかかわらず精彩を欠いていたことが心配です。