【競馬】ゴールドシップ先生。クロノジェネシスは宝塚記念勝てますか?

今日は宝塚記念の日。

3冠馬「コントレイル」の回避。それから「デアリングタクト」がどうやら右前脚の体部繋靱帯炎が全治9カ月と診断されたらしく、本来主役となる2頭は不在となってしまったが、十分豪華なメンバーとなった。

まさに今は牝馬の時代。今回は「クロノジェネシス」の連覇がかかっている。それから「レイパパレ」の無敗およびGI2連勝がかかっている。さらに堅実な走りが魅力の「カレンブーケドール」もいる。今回のこの3頭の牝馬の勝負は、宝塚記念の見どころというだけでなく、今年の主役を決める戦いになるだろう。

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宝塚記念と言えば

宝塚記念といえば「ゴールドシップ」

「ゴールドシップ」は史上唯一宝塚記念を連覇している馬である。

しかしながら、正直このぐらいの時期は競馬から離れていた時期なので、その頃活躍していた馬はほとんど知らない。まあ、聞いたことはあるって感じだが、その当時の馬の中で名前を知っているってだけでも、よほど強い馬なのだろうとは思っていた。

最近娘が「ゴルシ」「ゴルシ」といってYoutubeを楽しそうに見ていたので、「ゴルシ」ってなんぞやということで、自分も調べてみた。最初は芦毛だから興味をもったのだろうと思ったが、確かに面白い馬だと思った。

それどころか実際にレース動画を見たらすぐに魅了された。何といっても、とにかくこの馬はむちゃくちゃ強い。無尽蔵なスタミナと強靭な心肺機能、そこから放たれる超ロングスパートは他に類を見ないレベルで、とんでもない競争能力を持った馬だった。

だがこの馬、メンタルに問題がある。出遅れ癖があって、騎手を選び、レースを選ぶ。気分屋で今日のレースで走るかどうかは誰にもわからない。わがままで気分屋な娘そっくりな非常に厄介な馬なのだ。

こういう馬は予想が非常に難しく、馬券を買っていると心が休まらない。純粋にスポーツとして競馬を楽しむ分にはこんなに面白い馬はいないのだが、、、。

追い込みの脚質の馬なので、最後方から全頭まくりの勝利は非常にかっこいい。人気があるのもよくわかる。しかし、ただの追い込みのレースは競馬を毎週見ていればたまには見かけるので、ちょっと珍しいものを見た程度にしか思わないのだが、「ワープした」と言われる「ゴルシ」の2012年皐月賞でのまくりは非常に特殊。

こんなレースは他に見たことが無いので知らない人のために紹介しておく。(このブログにたどり着くほどのマニアの方はほとんど知っているような気もするのだが、、、。)

YoutubeチャンネルJRA公式チャンネルより動画引用

とにもかくにもいろいろ調べてみた結果、わがままで気まぐれなところが娘とそっくりだということが判明したこの「ゴルシ」だが、この皐月賞を含め、宝塚記念の連覇、菊花賞、有馬記念、天皇賞(春)と、GⅠを6勝も挙げているとんでもない名馬であった。

「芦毛の怪物」と呼ばれているようだが、私の知ってる元祖芦毛の怪物の「オグリキャップ」よりもインパクトも実力も上なんじゃないの?

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さて、今回の予想は。

今回の予想は、「レイパパレ」。理由は今年最初に予想を当てたときの予想馬であり、純粋に応援したいからなのだが、まあ、この馬はそれを抜きに考えても文句無しに強い!

今回は大幅に体重が増えたようだが、調教の時計も良いし、調教師コメントでも成長分ということなので、心配はしていない。逆に「コントレイル」を降した前回の大阪杯での快勝時よりもさらに上乗せがあるというのだからとんでもない名馬に化けたのではと期待してしまう。

娘の予想は、「ユニコーンライオン」。あれ?「シロニイ」じゃないの? 

理由を一応聞いてみたところ、「ユニコーンでもライオンでも無いのにこんな名前を付けられてかわいそうだから。」とのこと。たしかに娘らしい理由ではあるが、相変わらず意味不明。だが、積極的に前に行きそうな馬がいない中、逃げ馬にして、1枠1番は好条件だし、いい線いってるとは思う。しかし、いずれにしても、「レイパパレ」に優る馬ではないだろう。さすがに今回はもらった。

レースが始まった。

予想通り「ユニコーンライオン」がハナを切った。そのすぐ後ろから「レイパパレ」。逃げ馬に不利な外枠からは「キセキ」が積極的に前に出ようとする形。「クロノジェネシス」は中団好位置からの追走という序盤。ほぼ予想通りの展開。直線まず出たのが「レイパパレ」だが、思ったほどの加速が出ず、「ユニコーンライオン」と叩き合う中、外から満を持して飛び出したのが、やはり「クロノジェネシス」だった。

危なげなくそのままゴールへ。「クロノジェネシス」はこれで宝塚記念2連覇、有馬記念をいれるとグランプリ3連覇となった。今年の主役どころではなく、歴史的な名馬の誕生である。

さて、今回は我が家の勝負も接戦となった。2着争いが、奇しくも予想した2頭の争いとなったのだが、直線で一旦前に出た「レイパパレ」だったが、「ユニコーンライオン」に差しかえされてしまった。

「レイパパレ」は距離に不安があったのだろうか。予想時点では正直半分勝ちを確信していたのだが、、、。いずれにせよ「ユニコーンライオン」を予想した娘があっぱれだった。

娘との対戦成績はこれで、3勝10敗4分。

安田記念で「ダノンキングリー」を当てたことといい、神がかり的な予想を見せる娘なのだが、好調はそう長くは続かないものだ。今にみてろ!

それにしても、もうちょっと自分にも運が巡ってきてもいいんじゃないかなぁ。あやかりたい。。。

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競馬雑記
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