【2021年 NHKマイルC】ヒシアケボノ先生。NHKマイルCといえば外国産馬ですよね。

GⅠレースがつづく良い季節です。

昔のNHKマイルカップといば、外国産馬(〇外)の王者決定戦というイメージなのだが、そんな昔のイメージとは裏腹に、どうやら20年間も外国産馬が勝っていないらしい。外国産馬でもクラシックレースに出られる現在では、NHKマイルカップは3歳マイル王決定戦という位置づけのようだ。

2022年のNHKマイルCの記事はコチラ↓

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外国産馬といえば

外国産馬といえば1995年、1996年「ヒシアケボノ」「ビコーペガサス」が出走する短距離レースがおもしろかった。両馬ともに外国産馬であり、「ビコーペガサス」が1年先輩で世代は違うのだが、「ノースフライト」サクラバクシンオーが引退した後の短距離界を担う次期エース候補として期待のかかった2頭だった。

「ヒシアケボノ」は大相撲元横綱の曙関が由来とされるその名前からも想像できるが、とにかく馬体が大きくて、それにともない歩幅も広く堂々としていて、雄大なイメージで、アニメ北斗の拳にでてくるラオウの馬「黒王」のようにでかい馬だった。

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【北斗の拳キャラクター紹介】黒王号

スプリンターズステークス(GⅠ)を勝利しており、強い馬でもあったが、「ビコーペガサス」が小柄な馬だったので、一緒に走るレースでは余計大きさが目立っていたように思う。

その1995年スプリンターズステークス勝利時の馬体重は560kgで、今でも破られていない「最大馬体重GI勝利」記録であり、さらに、そのときの2着「ビコーペガサス」が432kgなので、実に128kg差もあったので印象深いレースだった。

「ビコーペガサス」はGⅠ勝利こそ無いが、確実に伸びる脚を持っていて、回転の速いピッチ走法で伸びてくるので、小さい馬体ながらもゴール前での迫力がすごかったのを覚えている。しかし、成績はGⅠでの2着が3回と善戦しながらも、なかなか勝ちきれない馬だった。ただ、骨折を2回しており、この怪我がなければGⅠ勝利もあったのではないかと思えてならない。

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1995年スプリンターズステークス

YoutubeチャンネルJRA公式チャンネルより動画引用

1996年高松宮記念

YoutubeチャンネルJRA公式チャンネルより動画引用

GⅠを勝利している「ヒシアケボノ」の強さはもちろんだが、「ビコーペガサス」もGⅠ勝利してもおかしくないぐらい強かった。正直、本記事を書く前までは、「あれ?GⅠ1つぐらい勝ってなかったっけ?」と思っていた。

さて、今回のレースの予想は?

予想は「ピクシーナイト」「バスラットレオン」がニュージーランドT(GⅡ)で素晴らしい逃げ切りで人気になっているが、同じ逃げ脚質で、シンザン記念で「バスラットレオン」に勝っている「ピクシーナイト」で決まり。名前がかっこいいのと、「ヒシアケボノ」ほどではないが、500kg越えの雄大な馬体も魅力的。これはおいしい馬券になると見た。

娘の予想は「グレナディアガーズ 」。理由は一番人気だから。

・・・

テキトーかよ!

と思ったがテスト週間だったので、邪魔した私が悪かったです。テスト頑張ってくださいませ。

レースが始まった。

波乱のスタートだった。3番人気「バスラットレオン」がスタート直後落馬。。。先行争いのライバルの脱落につき、ハナを切ったのは大外18番枠から妖精騎士「ピクシーナイト」「バスラットレオン」がいるため、大外枠からの単騎逃げは難しいと思ったが、予想に反して単騎逃げが決まり気分が乗ったのか、ぐいぐいレースを引っ張りハイペースなレース展開へ。そしてそのまま直線に入り、「ピクシーナイト」は早めの後退、、、。(おいっ!)変わってまず最初にいい反応で飛び出したのが1番人気「グレナディアガーズ 」(ま、まずい、、、)。ところがその外から7番人気「ソングライン」がさらにいい脚で伸びてきて「グレナディアガーズ 」を交わした。さらにその「ソングライン」を2番人気「シュネルマイスター」が猛烈に追いかけて、最後はクビの上げ下げのハナ差で「シュネルマイスター」の勝ち。

勝ち時計は1分31秒6の好タイム。「シュネルマイスター」はドイツ産の外国産馬なので、○外として20年ぶりの勝利となった。やっぱりNHKマイルは外国産馬が頑張らナイト。

さて、毎度ながら問題の3着だが、さすがというべきか「グレナディアガーズ 」が粘りこんだ。

我が「妖精騎士」はというと、、、、18着。うん、あれだけハイペースなんだからしかたない、、、

が、テキトー予想の娘に負けて、くやしいです。

娘との対戦成績はこれで、2勝7敗3分。

くそぅ、娘なんて、そのまま、ずっとテスト勉強してればいい、、、。

2021年 NHKマイルC レース結果



馬名性齢斤量騎手タイム着差
単勝
オッズ
後3F馬体重
(増減)
1715シュネルマイスター牡357.0ルメール1:31.623.734.0480(0)
2510ソングライン牝355.0池添1:31.6ハナ716.934.3480(+2)
348グレナディアガーズ牡357.0川田1:32.12.1/213.435.1460(+2)
435リッケンバッカー牡357.0横山武1:32.21/21148.033.9466(-2)
5816ロードマックス牡357.0岩田望1:32.33/415148.734.5446(+4)
647タイムトゥヘヴン牡357.0Mデムーロ1:32.3ハナ823.334.9478(+2)
712アナザーリリック牝355.0津村1:32.43/41035.434.8496(+12)
8612ランドオブリバティ牡357.0石橋脩1:32.4クビ926.335.2462(-2)
9713ホウオウアマゾン牡357.0武豊1:32.61411.535.6486(-10)
1023ルークズネスト牡357.01:32.81.1/4511.935.6506(-4)
11611ヴェイルネビュラ牡357.0戸崎圭1:32.93/41372.234.8492(0)
12818ピクシーナイト牡357.0福永1:32.9アタマ615.136.0532(+2)
13714ショックアクション牡357.0田辺1:33.01/214118.335.2496(0)
1436シティレインボー牡357.0三浦1:33.13/417199.135.0466(-4)
1511レイモンドバローズ牡357.0浜中1:33.41.1/21270.034.7482(+6)
1659ゴールドチャリス牝355.0田中勝1:33.4クビ18302.135.4404(-12)
17817グレイイングリーン牡357.0武藤1:34.1416183.137.1482(0)
中止24バスラットレオン牡357.0藤岡佑34.6482(+2)

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競馬雑記
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