今日は中京競馬場ダートGⅠのチャンピオンズCというレースの日。
2021年のチャンピオンズCの記事はコチラ↓
ダート馬といえば、『ホクトベガ』(古い!)である。
良血馬『ベガ』の牝馬三冠がかかった最終レース『エリザベス女王杯』(当時は秋華賞がなかった)。このレースで勝ったのは9番人気の穴馬『ホクトベガ』だった。
そのレースの実況が印象的でものすごく有名にはなったが、その後もそこそこの成績だったものの、勝ちきれず、血統も含めやっぱ『ホクトベガ』は一発屋だったかと思ったのを覚えている。
ところが、その後ダート路線に変更し、変わった。ダートで活躍しはじめた当初は「この馬まだ現役だったんだ」と思ったのを覚えている。ただ、その後の勝ち方がすごかった。連戦連勝で、しかも大差勝ちばかり。泥臭い少女が努力して、おばさんになってから掴んだサクセスストーリーだった。
残念ながら最後は『ドバイワールドカップ』で転倒し骨折、予後不良となってしまったが、今でもすごさがわかる圧倒的な強さ、まさしく「砂の女王」であった。
さて、ブランクが長い私だが今回のレースの予想には自信があった。
予想は『クリンチャー』だが、芝からダートに路線変更して以来ほとんど連を外していない。また、中京ダートは内枠が有利とのことだったので3枠5番は好材料。何よりあの『ホクトベガ』と同じく古馬になってから路線変更なわけだし、空で見ている『ホクトベガ』が自身の姿に重ねて勝たせてくれるはずだと、、、。
ところが、勝ったのは『チュウワウィザード』という馬だった。なんと娘の予想馬である。
『ホクトベガ』が勝たせたかったのはこの馬だったのかと、考えてみると確かに、勝ち方は中団で足をためて直線で鋭く抜け出すという感じで、『ベガ』を破った『エリザベス女王杯』での『ホクトベガ』に似てなくもない、、、。
ん~、やっぱ、似てない。
でも気になるのは、なぜ娘が『チュウワウィザード』を選んだのかである。
聞いてみると、
「靴下がかわいいから」
だとか。現実は本当に厳しい。
このレースで「おっさんの夢」は「若者の夢」には「絶対にかなわない」ことを学んだ。